国際品評会での相次ぐ受賞や炭酸水を加える「ハイボール」人気の浸透を受けて、国産ウイスキーが品薄になっている。熟成に10年超の年月が必要で、供給量をすぐに増やせないためだ。蒸留酒メーカーは製造設備の増強を急いでいるが、在庫不足が広がる可能性がある。
ウイスキーは麦芽に良質な水を加えて発酵させたものを蒸留後、たるに詰めて熟成させる。たる詰めから原酒ができるまで通常十数年かかるため、対応が間に合わない形。17年の国産ウイスキー出荷量は約14万キロリットルに上り、過去数十年で最低だった07年の2倍を超えた。サントリーは「10年以上前に、現在ほど需要が伸びると想定していなかった」と話す。
【この記事への反応】
オークション転売を良く見かけるけど、そんなに大規模にやって酒税法に引っかからないとでも?
角瓶でさえ値上がりしたので、ブームが落ち着くまではメーカー小売価格を上げて転売対策した方がいいと思う。
以前から白州工場に行ったりしてましたが、確かにこのブームは予想できませんでした。
逆に「急激な需要増に応じて出荷増が可能となりました!」となる方が嫌ですよ。
無いものは仕方がない。無理をして生産するよりも、きちんとした製品を作り、その価値を上げる方が大事だと思う。

ハイボールが飲みやすくて居酒屋でも人気みたいだけど、ウィスキーを純粋に楽しむなら薄めちゃ駄目だよね。

安くてもあまり売れてなかったブラックニッカも注目されているみたいです。
ウィスキーの需要がどこまで伸びるか気になります。